歯ごたえのある話 - 歯に関する豆知識

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虫歯・歯周病治療又はインプラント後のメンテンナンスはいしかわインプラントセンター(石川)までご相談ください。患者様のお口の中の健康をお守り致します。

虫歯や歯周病を防ぐ正しい歯磨きの仕方

歯科医院に訪れる患者さんに「歯を磨いていますか」とたずねると、 必ず「毎日磨いています」と答えが返ってきます。

では、なぜ磨いているのに、 むし歯や歯槽膿漏になるのでしょう。それは、「磨いている」のに「磨けていない」 場所がたくさんあるからです。しかも、磨けているかどうかを確認することがむずかしいのも事実です。 すなわち、毎日手さぐりの状態で、口の中にあるたくさんの歯を磨いているのです。 実際には、それぞれの歯の形も違えば、磨く方向も違います。

正しいやり方で歯みがきを行なっていないと、磨いてもむし歯や歯周病の原因が無くならないことになります。

そこで今回は、正しい歯磨きのやり方についてお話したいと思います。

歯をみがくタイミング

虫歯や歯周病を予防するために最も重要なことは、正しい歯の磨き方で虫歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を毎日こまめにしっかりと落とすことです。

食後が一番お口の中が酸性化するため、虫歯を防ぐ一番いい方法は食後すぐに磨き残しがないように1本1本ていねいに奥歯まで歯磨きをすることです。

就寝前の歯磨きは一日の中でも最も重要になります。就寝中は特に唾液の分泌が少ないため、お口の中で細菌が繁殖しやすい状態になります。そのため夜寝る前には、時間をかけて念入りに磨くことが大切です。予防の一番の近道はプラーク(歯垢)の繁殖を防ぐことです。

歯ブラシの選び方について

歯ブラシには、形や大きさ、植毛の質や硬さなどの違いによっていろいろな種類があります。

  1. 植毛はナイロン製のものがよいでしょう。狸毛などは、軟らかすぎ、 また植毛が密であるために不衛生になりがちで、お薦めできません。
  2. 小さめのもので、自分の歯の2本分程度を力バーできる大きさが目安です。
  3. 歯列不正のある人は、なるべく小さな歯ブラシを選びましょう。 磨きにくい部分にも届きやすく、歯ブラシを縦に使っての有効なブラッシングができるでしょう。
  4. 歯肉に炎症があって赤く腫れているような場合には、ナイロン製で軟らかいものを選び、 症状が軽減してきたら ふつう 程度にかえていくとよいでしょう。

歯磨き剤のつけすぎに注意

歯を上手に磨くポイントはご自分の歯並びや歯の形をよく知ることです。お口の中には、歯と歯の間や、歯と歯ぐきのすき間、奥歯の届きにくいところ、歯の裏側など、複雑なたくさんのデコボコがあります。

奥歯のみぞや歯と歯の間、歯と歯ぐきのさかいめなど、歯ブラシが届きにくいところは、磨き残しがとくに多いため、1本1本ていねいに意識しながら磨くようにしてください。歯ブラシのヘッドの部分は小さめの方が奥歯の隅まできれいに磨くことができます。

また、歯を磨く際に、強く磨いた方が、汚れが落ちやすいと勘違いされている方も多いと思いますが、強い力で歯を磨くと歯や歯ぐきに負担をかけ、傷つけてしまうことと、歯ブラシの消耗も早くしてしまうため、おすすめできません。時間をかけて優しくていねいに磨くことをおすすめいたします。

歯ブラシの持ち方

歯ブラシのハンドルをペングリップで握ります。これは力(ちから)の入りすぎを防ぐと同時に細かい動きをコントロールするために有効な持ち方です。

歯ブラシの持ち方

みがき残しの多い箇所

口の中には様々な凹凸があり、歯ぶらしが届きにくいところは特に磨き残しが多くなっています。

奥歯のみぞや歯と歯の間、歯と歯肉の境目などを意識して、1本1本ていねいにみがくようにしましょう。

奥歯のみがき方

奥歯の歯磨きの仕方奥歯の歯磨きの仕方

奥歯周辺は歯ぶらしが入りづらい場所です。そのため磨き残しが多くなってしまいます。
奥歯に届きやすい歯ぶらしを使うのがおすすめです。

奥歯周辺の歯磨きの仕方

前歯の裏のみがき方

下の前歯の裏側には、だ液の分泌腺があります。そのため、歯石がつきやすい場所だと言われています。
歯ブラシを縦にし、毛先を歯の裏にしっかり押し当て、上下に動かすように磨きます。
歯ブラシのかかと(持ち手に近い部分の毛)を使うと上手くみがけます。

前歯の裏のみがき方

歯並びの悪いところのみがき方

歯並びで凹凸があると、それだけ歯ぶらしが届きにくくなります。歯ぶらしを立てにして一本ずつみがくよう心がけましょう。

引っ込んでいる歯にに対しては、重なっている部分にも毛先を入れます。また、引っ込んだり飛び出している歯の隣の歯などは「側面」までていねいにみがきましょう。

デンタルフロス(糸ようじ)の使い方

デンタルフロスの使い方

① 容器から30~40cm.の長さに切り出し、左右の中指(または人差し指)に両端を2~3回巻きつけます。


デンタルフロスの使い方2

② 親指と人差し指でつまんでピンと張り、歯と歯の間に滑らせながらゆっくりと挿入します。


デンタルフロスの使い方3

③ 歯ぐきの一番深いところまで入れ、歯の側面に押し付けるようにして、こすりながら2~3回上下させます。


デンタルフロスの使い方4

④ 汚れたフロスは一方の指に巻き取り、順次新しいフロスで操作を繰り返します。


デンタルフロスの使い方4

指先で操作するのが難しい方は、U字型やY字型のホルダー付きタイプもありますのでお試しください。

歯間ブラシの使い方

① 歯間のサイズにあった太さの歯間ブラシを選びます。歯間に通した時に、きついと感じない程度に余裕のあるタイプを選んでください。

② ブラシは曲げずに、ゆっくりと歯間に挿入します。ブラシの先で歯や歯ぐきを傷つけないように、ゆっくりと歯間に入れましょう。狭いところに無理に挿入すると歯や歯ぐきを傷つける恐れがあります。慣れないうちは鏡を見ながら使いましょう。

③ 歯と歯ぐきの境目にブラシの毛先が当たるようにして、細かく前後に動かして清掃します。

使いはじめに出血することがありますが、これは歯ぐきが炎症を起こしているためです。使用を続けることによって、炎症は治まり出血しなくなっていきます。

また、歯ぐきの腫れが引くと歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長くなったように見えることがありますが、これは歯ぐきが引き締まって健康な状態に戻ってきた証拠ですので心配ありません。

「歯磨きの方法 しっかりと教わったことが無い。 実際どのように歯ブラシを歯に当てると良いのか。また、どのような歯ブラシが自分に一番合っているのか。」など思われている患者様は、お気軽にご相談ください。自分の歯並びと正しいやり方を覚え、毎日きれいな歯を維持するようにしましょう。

また、かかりつけ歯科医院で正しい使用方法などの指導を受けた上で、補助的器具として、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使い、磨きにくい歯と歯の間のプラークを取り除く習慣もつけましょう。

歯周病のお話

歯周病は、歯茎に炎症が起こる歯肉炎と、歯を支える骨などに炎症が起きる歯周炎の総称。虫歯は虫歯菌が作り出す酸によって歯を溶かすのに対して、歯周病は歯周病菌が歯の根の土台の骨などを溶かしてしまう感染症。

歯周病菌に感染すると1~2週間で歯茎が腫れるなどの軽度の炎症が起きる。放置しておくと、歯をさせる骨が溶け始める歯周炎に進行し、最悪の場合は骨が溶けてぐらぐらして歯が抜けます。

歯と歯茎の境目の溝を歯周ポケットと呼びます。厚労省の歯科疾患実態調査(2011年)によれば軽度歯周炎の指標となる深さ4mmの歯周ポケットのある人は30代で5人に1人40代前半で4人に1人 40代後半で3にんに1にんとなり、年齢が上がるにつれてその割合は増えていきます。

歯周病の原因はプラーク(歯垢)。これは細菌の塊で、そこに増殖した歯周病菌が潜んでいます。歯にくっついた「付着性」のものと、口の中に存在する「非付着性」のものがあり、歯周病のもとになるのは主に後者で、歯周ポケットの中に潜んでいます。ねばねばしたプラークは歯周ポケットの中に密集しそこは、酸素を嫌う歯周病菌にとって、とても住みやすい環境となっているので、菌が一層ふえて、炎症が広がりやすくなります。また、歯周病菌と戦って破壊された免疫細胞が出す酵素によって歯茎の細胞が破壊されると、歯周ポケットがますます深くなってしまいます。

歯周病の全身への影響

こうした歯周病菌の悪影響は、口の中だけにとどまらず、炎症したところから歯周病菌やその毒素が血液にのって運ばれるために、全身への影響を及ぼします。歯周病に関係する病気として、高血圧や高脂血症、糖尿病などがあげられます。

さらには、脳梗塞や心筋梗塞などの血液疾患や骨粗鬆症、関節炎などに影響していることが明らかになってきました。
また、歯周病の原因物質は膵臓から分泌される糖を代謝するホルモンのインスリンの働きを抑制するため、血糖値のコントロールを悪化させて、糖尿病の進行を早めます。

このような病気のリスクを抑えるためにも、早めの歯周病対策が大切です。

歯周病対策の第一は セルフケアで歯をきちんと磨くこと

家でのセルフケアでは、フロスや歯間ブラシを積極的に活用しましょう。
フロスは歯間の小さなプラークをが絡め取れるので、日常の歯磨きと併用して、また、年齢と共に歯茎が下がりし、歯と歯の間が広がったと感じたら、隙間に合わせて歯間ブラシも併用して使いましょう。

また、就寝前は必ず歯磨きを。食べかすが残ったまま就寝すると、口の中の菌が繁殖しやすくなります。そのほか、ストレス解消や十分な睡眠など、生活習慣の改善も歯周病の悪化を抑えます。

歯周病と妊娠トラブル

歯周病は妊娠期の女性にも注意が必要だ。歯周病による炎症反応物質が、陣痛を誘発する物質の分泌を促し、早産・低体重児出産の危険性を高めることが明らかになっている。

アメリカの調査で、歯周病患者の早産・低体重児出産に対する危険率は、歯周病で無い人に対して2.83倍というデーターがある。歯周病菌の一つは女性ホルモンを栄養にして増殖するため、妊娠中には歯周病菌の症状が出やすく、悪化しやすい。

また、閉経後の女性に見られるのが、歯茎が剥がれる解離(かいり)性歯肉炎。この歯肉炎には女性ホルモンの低下も関与していると考えられ、重い歯周病につながると言われている。





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